Witch さんの感想・評価
4.4
【最終】ハチャメチャ展開の連続も作品として破綻してないのが凄い
【レビューNo.68】((最終レビュー)初回登録:2023/6/24)
オリジナルアニメで2023年作品。全25話(2期分は12話)。
あにこれ参加前に1期を観ていたが、ここのレビュアーさんと交流してこの作品に
ついて語り合ううちに、それまで以上にこの作品に興味を持つようになり、いざ
2期が始まると、予想の斜め上をいく展開に魅了され、なんかレビューを書かずに
いられなくなりました(笑)
(ストーリー)
スラム街にて「賭けゴルフ」をしている少女イヴと、一流のプロゴルファーを両親に
持つ令嬢で「ゴルフ界期待の星」と称される葵。そんな2人が出会い、互いを認めつ
つも、いつか勝負の決着をつけることを夢見ている。
しかし、イヴが裏社会から狙われる存在となり、いろいろな経緯から葵のいる山梨・
雷凰女子学園へ編入することになる。
ここで2人はペアを組み 全日本高校女子ダブルス選手権に挑む。
2期は、この全国から強豪が集まる本大会の続きから描かれることになるのですが・・・
(評 価)
【第18話】まで視聴
・ひと昔前の荒々しさが魅力のゴルフアニメ
・例えばサッカーアニメだと「アオアシ」「ブルーロック」のように
「個人戦術やプレイヤーとしてのインテリジェンス等、「サッカー」という競技
自体の奥深さをより細やかに伝える →『競技に対する情報量が非常に多い』」
作品が流行っており、野球などもいろいろな作品が作られてきた中で、やはり視
聴者の目も肥えてきて、そういった要素を取り入れている流れがあるが、本作は
「単純にどちらがゴルファーとして強いか」
といったシンプルに熱い戦いに主題をおいた、ひと昔前の荒々しさがあるゴルフ
アニメとなっています。
・今時「食らえ!タイガーショット!!」なんて、必殺技を叫ぶサッカーアニメな
んてみませんよね?
ところが本作主人公イヴは「七色の弾丸」と呼ばれる必殺技を引っ提げ、臆面も
なく「直撃のブルー・バレット!!」と声高に叫びますw
トドメに「賭けゴルフ」と「それを取り仕切る巨大な裏組織」とか、いつの時代
やねん!ってツッコミを入れたくなる世界感w
・上述の要素や奇想天外なプレースタイルも相まって、ネットでは「美少女版プロ
ゴルファー猿」と呼ばれているようで。そして製作陣も心得ているのか
{netabare}「本家『猿』の必殺技『旗包み』を丸パクリ」するというwww{/netabare}
・あにこれで交流した感じでは、こういう奇想天外ながらもシンプルで熱い展開が、
おっさんどもには刺さるようで、万人受けする超人気作にはなれませんが、今の
時代に失われた懐かしい面白さがツボと感じる層にはウケてる作品ですね。
・予想の斜め上にをいくハチャメチャ展開
・まあ1期もぶっ飛び感がありましたが、2期ではゴルフ以外で更にぶっ飛んで・・・
>二人は全国から集まった強豪校を相手に、順調に駒を進めてゆく。 立ちはだか
>るのは、最強の高校生ゴルファー、姫川みずほ。 果たしてイヴと葵は、激闘を
>制することができるのか
上述は作品情報からの引用ですが、実際のストーリーは全然違います!
以下特大ネタバレ。
{netabare}・「全日本高校女子ダブルス選手権」→葵の覚醒で圧勝。
「姫川はこんなところで終わっていい選手じゃない!」というセリフが空空しく
聞こえるほどのフルボッコ状態。というか選手権の様子があまり描かれず。
・では何を描いていたのか? → イヴと葵の出生の秘密。
・葵の父親 → 実はイヴの実父
・葵の実父 → 学園のゴルフ部の顧問
(記憶喪失だったイヴの記憶が戻り一気に発覚w)
・「そんなの嘘よ!」と迷える葵。
→ この秘密の件とイヴが裏社会と繋がりがあったことが発覚
→ 葵の母は葵を守るため、イヴを祖国へ強制送還www
つまり葵の母を巡り、過去に昼ドラも真っ青な愛憎劇を繰り広げており、ゴルフ
アニメなどお構いなしに、イヴがとばっちりを食うというトンデモ展開www
・で、ゴルフの方は葵と「どちらが先にプロのゴルファーになれるか」を目指して、
イヴはその突破口として再び「裏社会」に身を投じるって、おいおいw{/netabare}
この面白過ぎるハチャメチャ展開をどう受け止めたらええねん!!
・2期のMVP候補は「早乙女イチナ」
1期は「イヴ×葵」の熱いゴルフバトルでしたが、2期は「イヴ×イチナ」の名コンビ
が作品の要になりそうです。
イチナは学園でイヴのゴルフに魅了され、自らイヴの専属キャディを志願するほどの
イヴ信者。それを電話一本でイヴが「海外へ来い」と誘い、2つ返事でOKするという。
{netabare}最初は、「賭けゴルフ」や「巨大な裏組織」はたまた「命のやり取り」等にドン引き
状態でしたが、元々肝の据わったキャラなのですぐに順応、イヴをしっかりサポート
していきます。{/netabare}
この2人の掛け合いが本当に面白いです。
・そもそもの作品企画経緯が面白い
制作はBN Picturesなのですが(Wikiより)
・幹部「ワイが今ゴルフにハマっているから、オリジナルのゴルフアニメ作るぞ!」
→ 「今のトレンドは『けいおん』みたいな緩い部活モノでしょ」
→ 重鎮「バンダイナムコで創る作品は王道モノだぞ!」(サンライズ感も欲しい)
・「シリーズ構成・脚本は(ガンダムビルドファイターズの)黒田洋介でいくぞ!」
(女の子のかわいさと鋭い切れ味の話を書けるので抜擢とのこと)
→ 「声優にアムロ(古谷徹:学園のゴルフ部の顧問)とシャア(池田秀一:イヴの
ゴルフの師匠)は外せないでしょ!」(早々に決まった模様)
(一応ネタではなく、ゴルフ経験者というのを買ったと弁明しているがw)
まあ薄々気づいてはいたが、ベースにガンダムがあったとは・・・
なので、作品中にガンプラ趣味のキャラが登場したり、「偉い人にはそれがわからない
んすよ」といったガンダムからのセリフ引用といった遊び心も見られますね。
お望み通り、確かに「サンライズ感満載」な作品になったわなwww
こんな感じで、2期はゴルフ以外の展開もハチャメチャなんですが、作品の根幹である「熱い
ゴルフバトル展開」はきちんと担保されており(?)
(ぶっちゃっけここまでは相手が弱く、奇想天外な弾けたプレイが魅力という方が正しいがw)
作品として破綻せず面白く仕上がっているのはなかなか凄いなっと。
今後も「イヴ×イチナ」でどこまで駆け上がるか、「一方の葵は?」とゴルファーとしての
奮闘ぶりはもちろん、まだ度肝を抜くサプライズは用意されているのか(むしろこちらの方
を期待してるまであるw)目が離せない展開が続きそうで、観ていてワクワクが止まらない
作品ではありますね。
ただ(これもwikiによると)「主な視聴者ターゲットとして考えられたのは20-30代」らしい
のですが、このノリにこの世代がついていけるのか?
むしろ私らおっさん世代にドストライクなんですがw
OPは1期から引き続き「Venus Line/広瀬香美」。本作といえばこの曲という感じだったの
で、継続は嬉しいサプライスでしたが、ただこれも「20-30代よりおっさん世代にストライク」
って感じで、「マーケティング的にどうなの?」って少々心配になりますが。
全体を通じて、まさに「偉い人にはそれがわからないんすよ」って気がするのだが・・・
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・第19話:アカン、何を聞いてもガンダムネタに思えてしまうw
{netabare}・イヴ:前回の裏社会との賭けゴルフでの完勝で、命が狙われることがなくなり、完全に
決別。プロ転向をかけ「ヨーロッパレディースオープン」に向け準備中。
・葵:「イヴ・ロス」から立ち直り調子は上向き。専用クラブも届き絶好調も亜室(学園
のゴルフ部の顧問で葵の実父)が持病で倒れ、メンタルが崩れる。
プロ転向をかけ「日本女子オープン」に臨むも初日は下位に沈む。
しかし2日目亜室が応援に来たのを見て、メンタル復活!!反撃の狼煙を上げる。
・雨音:(葵の専属キャディ)以前の「人質発言」の意味を回収
父は世良(葵の母親)の専属キャディだったが、雨音の小さい時に他界。その後
の学費等の援助を受ける代わりに、葵の専属キャディ&世話係になることを義務
付けられる。
最初は自分の運命を呪ったが、今は葵と夢を追いかけることに生き甲斐を感じて
いる模様。
また同大会の最大のライバル、賞金女王・敷島麗華は実姉の模様。
どいつもこいつも家庭に複雑な事情を抱えてるとか、ゴルフ以外で盛り過ぎやろ!!
・世良:雨音から事情を聞き駆けつけようとするも、雨音から「来ないで!葵をこれ以上
苦しめないで!!」と拒否られ、「葵が気づいていた。亜室の娘であることに・・・」
彼女も元凶である会長(実父)を呪うというドロドロ展開にw
前回このレビューを書いてから、なんかもうガンダムネタにしか聞こえん。
「新型(葵専用機・シャイニング・ウイングス)のロールアウトだ」by亜室(アムロ)
とか、もう「モビルスーツネタを狙った確信犯やろー!」にしか聞こえんやんけ!!
(つーか、前もアムロ「僕のために開発してくれた『RX』シャフト」とかガンダムネタ
ぶっ込んでたんだよなw)
それに葵ママの世良は今だ昼ドラ展開継続中wwwってことで、今週はゴルフで見せ場は
なかったが、それ以外でいろいろ楽しませてくれるという、どこまでもぶっ飛んだ作品だなw{/netabare}
・第20話:雨音さん「雨使いキャラ」覚醒で葵を優勝に導いてしまうw
{netabare}・>しかし2日目亜室が応援に来たのを見て、メンタル復活!!反撃の狼煙を上げる。
ということで「日本女子オープン」の続きから。
・葵は猛チャージで首位の麗華まで「4打差」まで詰め寄るも、麗華はこの3日間を全て
「-5」で回る精密機械ぶり。なので実質最終日を「-9」で回らないと葵に勝ち目なし。
・最終日も麗華は崩れることなく、逆に「5打差」にリードを広げられる展開に。
しかしここで突然の大雨が!
・「我が名は『め●みん』違ったw『新庄雨音』。その名前の通り、雨は私の味方なの」
突然「雨使いキャラ」に覚醒すると、当初のプラン通りこの雨を利用して果敢に攻勢。
麗華がこの雨で崩れたこともあり、2ホールで一気に「5打差」を詰め首位に並びます。
・「これだけ雨が続けば、今日は中断。後日仕切り直せば・・・」と算段する麗華。
しかし「雨使いキャラ」雨音はこれで終わらない!今度は一転、雨が上がります。
「気象予報士」の資格を取得しただけで、ここまでピンポントで天候を予想してしま
う雨音さん。同じ「気象予報士」持ちの「石原良純」とは格が違います!
そして最後に決めゼリフ
「そして雨は運んでくれる――「勝利」という名の美しい虹を!!」
・葵は逆転し見事に優勝。これでイヴより先に「プロ転向」を果たします。
しかし雨音の縛りは葵のプロ転向まで。葵は雨音を解放しようとしますが・・・
→ 葵と楽しむゴルフに目覚めた雨音は、今後も専属キャディとして共に歩むことを
決意するのだった。
いやあ、久しぶりに真面目なゴルフ回でしたねwしかもまさかの雨音回で魅せるという。
しかし、この作品はこれで終わらない!
・Cパート
・次はイヴが「ヨーロッパレディースオープン」で「プロ転向」を目指す番ですが・・・
ここにイヴのゴルフの師匠「レオ(シャア)」が現れます。しかも「自分のゴルフの全
てを叩き込んだ」愛弟子である「アイシャ」を引き連れて。
・イヴの本能が告げる。「こいつはとんでもなくヤバイ――」
次回の予告を観る感じは、アイシャもなかなか破天荒なゴルフをするようで、久々にトンデ
モゴルフの熱い展開が見られそうです。2期も前半は昼ドラ展開等ゴルフ以外の要素が目立ち
ましたが、残り話数を考慮すると「アイシャ編」「葵編」と熱いゴルフバトルを描いて綺麗に
終わりそうな感じですね。
まずはアイシャのゴルフがどんなものなのか、来週もワクワク展開に期待!{/netabare}
・第21話:「虹」と「弾丸」が融合した究極の進化形ついに完成!
{netabare}・ついに「ヨーロッパレディースオープン」が始まりますが
・本コースは強気で攻める程難易度が上がる、イヴとの相性が最悪。
・アイシャからのプレッシャーのせいか(攻めないと勝てない)強気に攻めて自滅気味。
・安全策を主張するイチナとのコンビも機能しない。
で、初日は苦戦続きでした。
・「ゴルフの質を変える」それがイヴの出した答。
夜の猛練習やラウンド中も新しいショットを打ち続け、少しづづ精度を上げていきます。
そして2日終了後の夜の特訓で、ついに自分のオリジナルショットを完成させます。
・3日目の第一打、イヴは声高に叫びながら新しいショットを披露します。
「レインボー・バレット・バースト!!!!」
それは2人のゴルフの師匠から学んだ
「穂鷹 一彦(イヴの実父) →虹」×「レオ →弾丸」
が融合した究極の進化形なのでした。
・このショットを基に、いちかもコース攻略法を再検討。
→ これも上手くハマり、2人はヴィクトリーロードまっしぐらな予感!!
・一方のアイシャですが
>イヴの本能が告げる。「こいつはとんでもなくヤバイ――」
・「ギュイーン、ドッーカン!」
と走りながらティーショットを打つなどパワー押しのゴルフ(レオ曰くキャノン砲)が
武器のようですが、精度に難があるらしく出入りのは激しいゴルフのようです。
→ 前回、霧の中でもフェアウェイを捉える正確なショットでイヴを驚愕させたり、
レオが「自分のゴルフの全てを叩き込んだ」という触れ込みは何だったのか??
・2日目までは別組だったので、出番が少なかったのですが、3日目で同組となり何か見せ
場を作ってくれるのでしょうか。
・あと葵の近況も描かれていました。
・亜室が父であることを認め、全てを話すといってくれた。
・雨音と世良も和解し、万事上手くいっている模様。
・亜室のことを甲斐甲斐しく看病していた神宮寺部長に、葵が「応援してます♡」とエール
→ ?!でも亜室は結婚していないから、別に問題ないのか。
正直このままではアイシャが「咬ませ犬」で終わってしまいそうな流れで、いささか拍子抜け
なんだが・・・来週の予告もイヴ側にこの新ショットの代償が発生するようなナレーションで、
アイシャ大丈夫なんかって感じですね。アイシャ編は次で終わりっぽいので、熱い戦いを期待。
それより神宮寺部長ですよ!ついに娘も公認?!ということで、最後に何かしら期待できるの
でしょうか。ちょっと楽しみです。{/netabare}
・第22話:制作陣も確信犯?!ここまでやり切ってくれると逆に清々しい
{netabare}・冒頭からレオの回想で
「バレット・ショット・エクスローション!!」
やっぱ、めぐ●んじゃねーか! いきなりかましてくれましね。
それに高波を突き破る演出とか、これも「プロゴルファー猿」のパクリやんw
先般の「旗包み」の件といい、こういう躊躇のないところが逆に清々しいな。
・3日目は「レインボー・バレット・バースト」で猛チャージ。首位と1打差まで追い上げ
ます。でも体への負担が大きく、満身創痍な模様。
その夜「針治療」で全身針だらけで、まるで「サボテン」と化したイヴw
いや、これはちょっと打ち過ぎやろwww
・いよいよ最終日、「レインボー・バレット・バースト」は封印し、ひたすらパープレイの
ゴルフと耐え忍ぶイヴ。首位のプロゴルファーはレオの予言通り、崩れて脱落。
そして、初日から自分のゴルフを貫いているアイシャが追いつき、2人のマッチレースに。
アイシャのゴルフは、1ホールごとの出入りは激しいが、トータルスコアは落とさないと
いう謎属性なんだが・・・
・そして迎えた最終ホール。イヴとイチナは葛藤の末「レインボー・バレット・バースト」
を封印を解除。スイングに入ったイヴにレオが叫びます。「もうやめろ!!」
って、マナー違反も甚だしいwwwでもこういうところがこの作品の魅力なんだよな。
「私は私のゴルフをやる!あんたらの”無理”や”限界”で私を枠に嵌めるな―――!!」
・そして第2打。「私の切り札はバーストだけじゃない」。そういって高々と打ち上げた
打球は虹を描き・・・まさか・・・直接カップイン!!って、
「プロゴルファー猿の必殺技『モズ落とし』」
の丸パクリじゃねーかwwwwwwwww
イヴ曰く「オーバー・ザ・レインボー!!」らしいのだが。
レオは冒頭「自らが究極のゴルフに辿りつけなかったら、次に託す」とイヴのことを描写
するような語りをしてましたが、「自分のゴルフの全てを叩き込んだ」はずのアイシャの
立場は???
それにしても最後は「モズ落とし」とは・・・
上述を含めここまでやり切ってくれると、逆に清々しく全てを許せるって感じですね。
まあ、制作陣も確信犯だろwって思えるフシもあるしね。
いよいよ残り話数で葵編やるのかな。でも不穏な次回予告も・・・
来週が気になりますね。{/netabare}
・第23話:葵を襲う悲劇! →ここでも雨音さん頼れる相棒振りを発揮!!
{netabare}・イヴは事故と共に記憶と「穂鷹 一彦」のゴルフも失っていた模様。
→ それが土壇場で蘇り「虹×弾丸」が融合した究極のゴルフを完成させた。
そういうとレオはこれからもアイシャと共に歩み、イヴへの再戦を誓うのだった。
・イヴは前回での究極のショットの代償に満身創痍な模様。
治療とリハビリで4か月かかる上、今後もこのショットを打てば再発の可能性大。
→ この負荷に耐えられるだけの体作りの必要性あり。
・一方の葵は国内プロ転向後の初ツアーで初優勝と順調なスタートを切ったかに見えたが、
父親(アムロ)譲りの病が再発 →脳に小さい影が見つかった。
恐らくタイムリミットは1年位。(3000万人に1人に発症する難病)
・そんな葵のために雨音は動き出す。イヴの元に現れると、葵との勝負の舞台として来年
行われる5大メジャーのひとつ「全英オープン」を指定。
→ どちらのゴルフが強いのか、そして世界一になるのはどっちか。
そして、葵にもそのことを告げ、折れかけていた彼女の心に再び火をつけます。
また体調管理面では、この病気に一番詳しい父がサポートに。
・そして時間は流れ・・・
・葵はツアーをところどころ休みながらも賞金ランキング5位以内を確保→出場権獲得
→ 全英オープン用に「48インチのシャイニング・ウイングス」もロールアウト!!
・イヴはギリギリまでフィジカルを鍛えたのち、一発勝負で優勝→出場権獲得
(この大会にはアイシャも参加していたが、返り討ちにした模様w)
・全英オープンで再会を果たした2人。しかし世界一になるには、アメリカツアー3年連
続賞金女王の「月の女帝」こと「ユーハ・ハミライル」が立ちはだかるのだった!
前回の不穏な予告はこういうことだったのか!最後までドラマチックに魅せてくれるわ!!
今回も雨音が見せ場を作りましたね。先にイヴに宣戦布告すると、返す刀で葵の闘志にも
火をつけるという。そしてイチナだけには、「葵が最後のゴルフになるかもしれない」と
伝え、イヴを全英オープンに導いてほしいとお願いするのも熱いです!!
次週タイトルが「約束」ということで、多分2週やってくれますよね?!{/netabare}
・第24話:最終日の「イヴ×葵」を描くため駆け足展開
{netabare}・ついに始まった全英オープン。早くもユーハ、葵、イヴの三つ巴の展開で、止め画の
乱発でダイジェスト的にどんどん話が進んでいきます。2日目を終わって
1位:葵-5 2位:ユーハ-4 3位イヴ:-2
3日目が葵と同組になれなかったことでご機嫌斜めのイヴ。
その一方で敷島麗華は予選落ちと完全の雑魚キャラ扱いにw
・3日目、2人の前で「レインボー・バレット・バースト」を見せつけるイヴ。
すると葵も「伝家の宝刀:48インチのシャイニング・ウイングス」で
「シャイニング48!!」
で応酬。ってこのネーミングセンスどうなのよw
・快調に首位を走る葵。でも不気味なのは、ユーハ。彼女は冷静な分析力で、葵が病で
ここから失速していくのを、静かに待っていたのだ。
→ イヴがユーハを逆転したことを受け、最終日同組で回るために失速しない!!
ユーハ「この私が見誤った?!・・・ならばギアを上げて追いつくのみ」
→ いや最初から真面目にやっとけよって話ですがw
・葵は最終ホールであわやチップインのスーパーショット!
→ でもここに来て病に倒れる葵!!!
う~ん、最終日の「イヴ×葵」を描くためとはいえ、駆け足展開でしたね。しかもユーハ
は謎の舐めプだし、「ギアを上げる」といってもどうせ追いつけないんでしょw。
その中で「イヴ×イチナ」で、ユーハを逆転したスーパーバーディショットの熱いドラマ
と「シャイニング48!!」位でしょうか、今回の見所は。
いろいろ不満はありますが、尺都合でどうしようもなかった感じでしたが、その分最終日
の「イヴ×葵」には熱い戦いを期待です。{/netabare}
・第25話:予想を上回る展開の連続――やっぱりワクワクが止まらない作品
{netabare}>でもここに来て病に倒れる葵!!!
・まさか本当に葵を脱落させるとは・・・本当に予想の斜め上を行きやがる!!
そしてイヴも過去の「裏社会」との繋がりをリークされ、こちらも追い込まれます。
・で、最終日ですがイヴの傍らにはキャディとして、葵の姿が!!
マジか――――本当に展開が読めないぜ!!!!
・第1打、最終日にピークがくるよう調整していたユーハは、ついに本気を見せます。
そしてイヴたちの選択は――何!「48インチのシャイニング・ウイングス」だと!!
ここで葵専用機を持ってくるとは・・・しかも専属契約しているのに。他社のクラブ
を使うとか・・・いやーー本当に展開が熱いです!!
・3打差をつけられての6番ホール。これまで葵専用機の微調整を行っていた2人。
「アジャスト完了!次のフェイズに入るわ」
「葵専用機」×「レインボー・バレット・バースト」=「シャイニング・バースト!!」
→ 飛距離で圧倒的優位に立つと、2オンでイーグルゲット。
それでも冷静にバーディを取ると「最終スコアは-15」に軌道修正してきた女王ユーハ。
・ずっと2打差でユーハを追うイヴ。そして16番ホール。イヴは2オンと難しいパットを決め
ついに女王の背中を捉えます。
イヴのゴルフに敬意を表すユーハ。
「ありがとう。でも今戦っている相手が鬼強でさー、まだ2打差あんのよ」
→ 実はイヴは「仮想葵」と戦っていて、最終スコアを「-15」と想定していたのです。
・そして最終ホール。イーグルを狙った必殺のバックスピンもカップに嫌われトータル「-15」。
葵とは引き分け、納得のいかないイヴ。そして葵は病気を克服して再戦することを誓います。
・で、全英ゴルフ優勝は「-14」ユーハ。やはり「裏社会」との繋がりを問題視され、失格に
なった模様。そもそも精密機械のユーハさん「最終スコアは-15」としていたはずのに1打足
りませんよね。どうしたんでしょうか?
そしてイヴには更に「3年間のプロライセンス停止」が科せられることに・・・
(そもそもラウンド前に失格にしとけよって話ですがwww)
・そして3年後・・・他のゴルファーの専属キャディ契約を断りながら、ゴルフ場でキャディの
仕事をしている、イチナの目の前を「青い弾丸」が・・・
更に1年後、再会を果たしたイヴと葵。葵は完治ではないが、4日間全力でプレーできるところ
まで治療が進んでいる模様。
「約束を果たすとしますか。その上で打ち抜く!私の『虹色の弾丸で』!!」
まさかの葵退場でしたが、その後が予想を上回る展開の連続で、いやー凄かったです!!
結局、制作陣も両者の優劣をつけられなかったって感じですかね。その点は残念でしたが、しかし
葵との直接対決がなくても、これほど熱いラストを描けるとは・・・制作陣には見事にやられまし
たね。最後までハチャメチャ展開とは恐れ入ったぜ!!{/netabare}
(最 終)
2期は特に昼ドラ展開から始まり、まさかの強制送還に葵の病等ゴルフ以外がテンコ盛りな感じでした
が、元々本格的なスポーツアニメというよりは、「ゴルフをベースにした少女たちの青春モノ」とい
う感じでしたので(まあイヴはまともな青春を歩んでいませんがw)1期から数えて25話で上手くまと
めたなという印象ですね。
あれだけ予想の斜め上をいくハチャメチャ展開の連続も、作品として破綻してない点は改めて凄いと
思います。「ネタアニメ」という部分も否定できませんが、それでも毎週観ていてワクワクが止まら
ない「エンターテインメント」としてはよくできた作品だったのかなっと。
ただ、ここのおっさんたちには軒並み好評のようですが、メインターゲットとしていた「20-30代」に
はこのノリをどう感じたのか・・・是非感想を聞いてみたいですね。コメ待ってま~す♡
(そもそもこの層が「ゴルフアニメを観るのか?」という疑問もあるのですがw)